母親らしさ
テクニカリー、私はもちろん母である。
テクニカリーだけでなく、リーガリーにもフィジカリーにも。
子どもは可愛いし大事だし大好きだしこれからずっと一緒に過ごすのが楽しみで仕方ないけれど、それでも自分が母だという感じはあまりしない。
母になったことで周りが驚くほど豹変する人がいる。
もちろん生活は大きくもう信じられないほど変わるのだけど、それでも自分は変わらないと思う。
豹変する人々は「母だから〜」といろんなことを決めつけてしまっているように見える。
子どもが生まれる前、「子どもが生まれたら1人の時間なんて全くなくなるよ」「ポットで紅茶を淹れて飲む余裕なんてない」「メイクは時短」「洋服なんて汚れても良いものしか着れない」「仕事はセーブする必要がある」「映画なんてここ何年も観てないよ」などなどたーくさんのことを言われた。
唯一正しかったのは「子どもを産んだら旦那のことはどうでもよくなる」ということだけ。
「母親らしさ」とは、なんなんだろうと思う。
優しい。子ども想い。子ども優先。家族優先。ご飯を作る。掃除をする。洗濯をする。夜遊びしない。
パッと思いつく言葉をあげてみたけどまぁひどいこと。
母親にこんな重荷を合わせてはいけない。こんなイメージをものともせず、自由に生きていきたいな。